海上釣堀での鯛の釣り方 3つの秘訣 その1

海上釣堀での鯛の釣り方 3つの秘訣 その1

海上釣堀の鯛釣りの秘訣を大公開

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鯛の釣り方3つの秘訣(その1)釣り座選び

釣り座については釣り堀によって個別のルールがあります。貸切で釣りをする場合はそのグループ内で取り決めますが、個人で釣り堀を利用する場合はその釣り堀のルールに従いましょう。

抽選で釣り場が決まってしまう場合はその場所で工夫をしていきますが、釣り座が選べるチャンスがある場合はいくつかのポイントがあります。

最初に選んだ釣り座でその日一日釣りをするという場合が多いので、この釣り場選びはその日の釣果を左右する大事なことなのです。

〇 水深のある沖目をえらぶ
〇 仕掛けを入れるポイントが日陰と日向の境目あたり
〇 潮下を狙いたい。

水深が関係ある?

海上釣堀の場合、湾内に設置されていることが多く、筏が組まれ大きな編みがぶら下げられその中に魚が放流されるタイプのものが多いです。場所によっては自然のままの地形を利用し縦編みだけでしきったタイプのものもあります(個人的にはこちらが好きです(^^;)が、網が水中にぶら下がっているタイプが多く、深さは5m~10mというところです。

 

こう考えると、その場の水深はあまり関係ないように思われますよね。でも、その場の水深が浅いと外気の温度に水温が影響を受けやすいく、魚の活性にも影響が出るようになります。特に外気が夜間の間に冷え込む秋から冬の時期は朝一番の魚の活性が低くなりがちです。逆に気温が上がると、早く水温も上昇するという利点もあるのですが、、、、。魚は水温の急激な変化があると活性が低くなってしまう修正があります。

 

ですから、出来るだけ水温の変化のない目の枡、筏を選ぶとよいと言えます。

日差しが関係あるの?

次に一つの枡の中での場所選びです。

鯛は、青物と異なり、狭い筏の中でもあまり動き回ることはしません。特に、青物が放流され回遊している状態では、それよりも一段階深い層で比較的動かずにいるか、障害物周りをゆっくりと回遊しているようです。


また、自然界でもどちらかと海底近くにいますし、養殖されている場合も直接日光が当たらないようにネットをかけるなど日陰を作っていますね。このように、直接日光が差し込むような場所より日陰を好むように感じます。


釣り堀での釣り時間は早朝から14時、15時くらいまでとなっていることが多いので、足元が日陰になるような場所がよいと思います。東から南側のポイントが選べれば良いですね。私は筏が正位に浮かんでいれば南東か南西のコーナーで沖側を選びたいです。

湾内の潮の流れ

釣り堀がある場所は湾内であることが多いですが、湾内といえども潮は動きます。釣行時の潮時は調べていきましょう。


釣堀のある場所にもよりますが、一般的には干潮に向けては沖に向けて流れ、満潮に向けては岸に向けて流れるのが一般的ですね。前にも書いたように、釣り場は大きな網がぶら下がっているものが多いので、網も潮の影響を受け潮下に向いて流されますにで、潮下の方がより深くなる傾向があり、鯛が集まりやすいようです。


釣りをしている時間の中で潮止まり、潮変わりがありますから、注意したいところですね。出来れば釣り場を選ぶとき、手前から沖に、沖から手前に流れる場所より、左右に流れる場所が選べれば良いですね。


もう一つ潮の流れに影響を与えるものに風があります。秋から冬にかけて季節風の影響を受けるところであれば、この風も考慮に入れて釣り座を決める必要がありますね。夏場であれば季節風に関係なく、陸地の温度が上がると海側から風が吹くことが多いですが、気温がさほど上がらない季節は陸側から風が吹くことが多いですし、季節風の影響も受けやすいように思います。


風については、釣り座選びというよりは、浮子の大きさや、使い方で工夫をすることのほうが多いですね。これはまた別の機会に書きましょう。


海上釣堀によっては、時間を決め、釣り座を移動することが可能なところもありますが、釣り座を勝手に変えることはルール違反とするところが多いです。釣り堀だからどこでも釣れるだろうと安易に考えず、チェックしてみることをお勧めします。

 


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